せっかくのWi-Fiを導入したのに、インターネットに繋がらず余計なストレスを感じているというケースもあるでしょう。
端末からのWi-Fi電波は正常に発信されているのに、インターネットでどうしても接続できないという方のために対処法をまとめました。
目次
インターネットに接続できない原因とは?
インターネットに接続できない原因は、主に4つほど考えられます。
・接続機器の不具合
・モバイル端末に原因がある場合
・通信障害が起きている
・帯域制限が起きている
これらを一つずつ見ていきましょう。
接続機器の不具合
モデムやルーターも精密機器のひとつです。時折故障したり衝撃や破損によって使えなくなってしまう場合があります。
インターネットを直接キャッチするモデムや、そこからWi-Fiなどの電波を発信するルーターに不具合がないか確認してみましょう。
モデムやルーターにはランプが搭載されており、機能している状態や接続状態常を表示しています。
それらのランプは正常に動作しているでしょうか?
トラブルを示す場所にランプが点灯していたり、機器全体のランプが点滅している、あるいは何一つ点灯していないといった状態であれば、インターネットに接続する機器そのものの不具合が考えられます。
対処法はいくつかあります。モデムやルーターを再起動してしばらく放置してみましょう。
電源を切る順番はモデムから遠い順です。スマートフォンやパソコンなど末端に位置する端末、(あれば)Wi-Fi中継器、Wi-Fiルーター、モデムの順番に電源をオフにしていきます。
全ての電源を切り終わったら、できれば30分から1時間ほど、最低でも10分以上は間を空けて電源を入れるようにしてください。
電源を入れる順番は電源を切った順番と逆にします。モデムから始めて、ルーターや中継器、インターネットを使用する端末の順番に電源を入れ、インターネットに接続できるかどうか様子を見ます。
時間を空けて電源を入れ直すだけで使用できるようになる場合も少なくありません。
モバイル端末に原因がある場合
インターネットに接続している端末に問題がある場合があります。
何かの拍子に手違いでWi-Fi機能をオフにしてしまっていないでしょうか?
端末のWi-Fi機能がオンになっているか、以前に接続したWi-Fiの回線名がきちんと表示されているかを確認してください。
それでも接続されていない場合はとりあえず再起動してみましょう。
スマートフォンやタブレットなどの電子機器は、メモリやキャッシュといった記憶領域を管理することで動作しています。常時使用しているため電源を切る機会があまりないこれらの電子機器ですが、一日中使用することを何ヶ月も続けているとメモリがいっぱいになってしまうことがあります。
スマートフォンやタブレットの端末の状態をリセットするためにも、一度電源を落として再び入れ直してみましょう。
上手くいけばそれだけでインターネットにつながる可能性もあります。
またはWi-Fiの電波をしっかりとキャッチしているかどうかを確認してみてください。
家の中にいたとしても、Wi-Fiの電波が弱く接続が不安定になることがあります。
電波状況を確認し、しっかりと受信していてもインターネットの閲覧や通信が安定しないようであれば、やはり端末を再起動するなどして動作を安定させることが必要です。
古い端末の場合、機能が物理的に衰えることで何度も切断が生じることもあります。
もし違う端末やより新しいものをお持ちであれば、それらで接続を試すことにより、特定の端末だけの問題なのかを調べることも出来るでしょう。
端末が古く衰えてきたためにインターネットに繋げないようであれば、残念ながら買い替えるしかないでしょう。
通信障害が起きている
通信障害が起きている可能性もあります。通信障害とは、物理的な原因でインターネットの通信に障害が発生することです。施設の増強工事などのインフラ整備の作業により通信障害が発生したり、自然災害などが原因で設備がダメージを受け、通常の通信が阻害されてしまうなどの理由があります。
通信が遅いなどの状態であれば、各プロバイダーやキャリアの公式サイトをチェックすることで、通信障害が発生しているかどうか確認できるでしょう。
その他のあらゆる原因をチェックしても該当せず、通信障害をチェックしようにもインターネットにつなぐことすらできない場合、インターネットの通信そのものが機能していない可能性があります。
最近はコンビニなどで無料でインターネットを利用することが可能であるため、出来るならば他の回線に接続して通信障害について何かニュースが出ていないか調べるなどの方法を取れるでしょう。
auやソフトバンクは比較的通信障害が多いと言われますが、自然災害などの外的条件によりいつでもどのプロバイダーでも通信障害は発生し得るものです。
帯域制限が起きている
帯域制限とは通信速度制限とほぼ同じ意味ですが、特定の利用者の送受信できるデータ量を制限するために、通信業者やプロバイダが制限を設けることです。
インターネットの回線というのは、ひとつのエリアで多数の人間が分けあって利用しています。
そのため、一部の利用者だけが大量の通信を行うと、他の利用者はその影響で満足に利用できないといった事態が生じてしまいます。
これを避けるために通信事業者やプロバイダは特定の制限を設け、一定の通信量を上回った場合にその契約者が利用している回線の通信速度を一時的に低下させます。
一部の人だけが大量のデータ通信を行う事態を避けることで、利用者全員が一定の快適性を確保したまま通信を行えるように制御しています。
インターネット事業者は、増え続ける一方の利用者に対応するために各社最大限インフラ整備に注力しています。
WiMAX利用中に繋がらなくなったときは?
WiMAX利用中にインターネットに接続できなくなった場合は何が考えられるでしょうか?
・速度制限がかかっている
・端末を使い続けている
・エリア外にいる
ことが考えられます。それぞれ簡単にご説明します。
速度制限がかかっている
WiMAXには主に二つの料金プランがあります。
一つは「ギガ放題プラン」で、条件はあるものの通信量は制限なしのプランです。
極端な速度制限は発生しないものの、3日間で合計10GBの通信量を使用すると、その翌日の夜(18~2時)だけ1Mbps前後の速度制限が発生します。
10GBとは、4,000ページのWEBサイト閲覧やYouTubeを高画質で15~16時間ほど試聴すると超過する通信量です。よほどのヘビーユーザーでなければ、日常的な利用の範囲で十分収まる内容と言えます。
しかし映画を数本試聴したりテレビ電話で連絡を1時間以上取ったり、あるいは単純に10GBを超えるファイルのダウンロードを行う等すると瞬く間に10GBを超えてしまいます。
超過した場合、翌日の18時から午前2時まで1Mbps前後の速度制限が発生します。
これは標準画質であればYouTubeの試聴は問題なく行えるレベルで、それほど気になる速度制限ではないでしょう。
これに対し、「通常プラン」はより厳しい通信量制限と速度制限を備えており、一ヶ月で7GBの通信量を超えてしまうとその月末まで128kbpsの速度制限が発生します。
前述の使い放題プランは3日間で10GBであることを考えると、普段はメールやメッセージのやり取り程度しか使わないという方でなければすぐに超えてしまうでしょう。
加えて、128kbpsという速度は辛うじて文字だけのメッセージが送受信できるレベルです。一度通信量が超過してしまうと、翌月まで何かを検索したり動画を視聴することはほとんど不可能であるため、より計画的な利用が求められます。
端末を使い続けている
WiMAX端末を使用し続けていることも、インターネットに接続できない原因となり得ます。
スマートフォンやタブレットなどと同じように、日頃あまり電源をオフにする機会がない電子機器の場合、ちょっとしたエラーやメモリの蓄積が通常の動作を妨げてしまうことがあります。
パソコンであれば使わない時は電源を切るものですが、WiMAX端末などのように毎日ほぼ一日中使うことが想定される電子機器でも、パソコンと同じように電源を切ったり再起動する必要が生じます。
インターネットにつながらない場合にまずはじめに行ってみるべきなのは、端末の再起動です。
まずはインターネットを使用するスマートフォンやタブレットなどから再起動し、それでもインターネットに接続できない場合はWiMAX端末を再起動してみましょう。
端末を再起動するだけで意外なほどあっさりと通信できるようになることもあります。
エリア外にいる
WiMAXの電波エリア外にいる場合はインターネットに接続することはできません。
現在のところ、WiMAX電波は郊外や都市部を離れた場所ではカバーできていないところもあるので、うっかりしてエリア外に出てしまうこともあるでしょう。
加えて、WiMAX電波は障害物に弱いという欠点があるため、地下鉄や地下街、オフィスビルの奥まった位置にある部屋に入ってしまうと使えなくなってしまうことがあります。
接続できない場合、WiMAXの電波エリアの「届かない場所」か「届きにくい場所」にいることが想定され、届きにくい場所であれば、少し移動したりWiMAX端末の置き場所を変えることで接続できる場合があります。
それでも改善しない場合は?
こうしたことを全て試してもインターネットに接続できない場合、やはり契約しているプロバイダーに連絡する必要があります。
インターネットは現代に確立されたしっかりした技術でありながら、幾分繊細なところがあるため、通信障害が発生した場合は気長に付き合っていく必要があるでしょう。
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