WiMAXはどこにでも持ち運べて大変便利な無線インターネット規格&ツールです。家でも仕事場でも外出先でもどこでもインターネットに接続できるため、メールや SNS や Web 閲覧や動画閲覧などをどこでも楽しみたいという方にとっては非常に便利です。
しかし便利な反面、インターネットの世界にはセキュリティ面での問題がたくさんあります。クラッキングやハッキングといった言葉をよく耳にするという方は多くいらっしゃると思います。
また昨今個人情報の漏えいがよくネット社会において問題になることもあります。そのため「WiMAX は便利だけどセキュリティーやウイルス対策が心配だ」と不安になる方もいらっしゃるはずです。
そこでWiMAXの安全性全般の話題についてご説明します。
目次
WiMAXのセキュリティーについて
Linux のセキュリティについてまずは説明したいと思います。WiMAX に限らずインターネット全般に役立つ知識も扱うため、まだ WiMAX を使っていないという方にとっても参考にしていただけるでしょう。ここではパスワードとSSIDについて、そして設定情報の基本情報について扱います。
パスワードとは
まずパスワードについて説明します。
wi-fiを使うルーターなどの意味は基本的にパスワードが設定されています。 ルーターの背面などにあるシールなどの印字を見ると、暗号キーやセキュリティキー、パスワードといった文字を目にする事があるでしょう。
パスワードとは特定多数の人がその wi-fiの信号を利用することができないようにするための符号です。もし自分の wi-fi 端末を全ての人が使えるようになってしまったら、セキュリティが非常に脆弱になってしまいます。
また同じ電波をみんなで共有することになるため、当然ネットの通信速度が遅くなってしまうでしょう。
こういったことを防ぐためにパスワードは存在します。
SSIDとは
SSIDとは「Service Set IDentifier」のことで、簡単に言えば無線のアクセスポイントを識別するための名前のことです。
自分の使う端末には事前にSSIDが設定されていますが、それをもとにどの無線にアクセスするかが判断できます。
例えば端末の裏に「X0001」というSSIDがある場合、スマホなどで wi-fi の電波を探していると「X0001」という名前が一覧に出てくるはずです。そのSSIDを選択してパスワードを入力すると、スマホを WiMAX の端末につなげることができます。
基本的に WiMAX の端末には SSID が1つか2つ割り当てられています。2つある場合は異なる周波数帯が使えるということです。
そしてSSIDに割り当てられているパスワードはそれぞれ1つです。つまりSSIDが1つの場合はパスワードが1つ、2つの場合はパスワードも2つということです。
SSIDとセキュリティーの確認方法
SSID やセキュリティキーないしはパスワードを確認するためには、端末が送られてきた時に同梱されている設定用シールで確認するか、端末の設定画面から確認する必要があります。
少し前の機種の場合は端末の裏側などにシールが貼られているでしょう。最近はタッチパネルや液晶に表示させる方法が主流になっているようです。
デフォルト設定のままの使用は危険
端末が出荷された時にSSIDとパスワードはデフォルト設定になっています。つまり出荷した側が決めたSSIDとパスワードのままということです。
SSIDとパスワードをそのまま使っているという方も非常に多くいらっしゃると思います。しかしセキュリティの観点からいって、デフォルト設定のままにしておくのがあまりおすすめできません。
というのはデフォルト設定の場合だと他の方が端末を手にした時に、すぐに自分の機器もつなげてしまえるからです。
仮に WiMAX の端末を紛失してしまった場合、デフォルト設定のままの端末はいくらでも接続可能です。
WiMAXの気になる危険性
ではここからはWiMAXのセキュリティに関する危険性について解説します。
ネット犯罪が横行しているため、様々な対策をしていても100%危険がないとは言えません。プロのネット犯罪者によっては、対策を突破してくる事も考えられます。
そのため少しでも安心感を抱くために危険性についてチェックすることが大切です。
他人が勝手に接続する可能性は?
なぜ WiMAX の端末に他人が勝手に接続してしまう可能性があるかどうかという点を見てみましょう。
WiMAX を持ち歩いてる時は、経年劣化で電池持ちが悪くなっていると言う場合は別として、恐らくほとんどの方が電源をONにしていると思います。
この場合当たり前ですが常に電波は発信されている状態になります。この状態だと使っているSSIDが他の人の端末にも表示されます。ただしパスワードが設定されているため、SSIDを見つけられて選択される可能性はあっても、接続されるに至ることはありません。
映画に出てくるようなクラッカーでもない限り、長い文字列に設定されたパスワードを読み取ることなど不可能です。そのため電源をONにしたままでも不安になる必要はありません。
内容が読み取られる可能性は?
続いて自分の通信内容が読み取られてしまわないかという点についてですが、これについても心配はありません。 WiMAX のデータはAES(Advanced Encryption Standard) という暗号化企画によって通信されています。このAESは非常にセキュリティ度が高い規格であり、やはりとんでもないクラッカー集団の手にかからない限りは読みとられてしまうことはありません。
少し前まではWEPという規格がよく使われていましたが、こちらは多少ハッキングされやすいと言われていました。しかしAESはさらに暗号化が強化されているため、突破するのはほぼ不可能です。
これから WiMAX の契約をする場合は最新の機種が手に入るでしょう。そのためAESに対応しているはずです。
ウイルス対策は必要?
インターネットを使う場合ウイルス対策が必要かどうかという点も問題になります。
結論から言うと、特に心配する必要はありません。そのまま使っても大丈夫です。ただし使い方によってはウイルス感染してしまったり、不正アクセスされてしまう可能性があるため注意が必要です。
先述の様にWiMAX は暗号化がかなり強力です。さらに自分自身で設定した複雑なパスワードを設定しているルーターを持っている限り、誰かに接続されてウィルスを仕込まれると言うことはまずあり得ません。
ただしネットサーフィンをしていて、いかがわしいサイトや怪しいサイトを見ている人についてはウィルス被害にある可能性はありえます。
ポイントとしては、ルーターにアクセスされることはなくても、閲覧するインターネットページの内容には注意すべきということです。
簡単にできるセキュリティー対策
インターネット経由の問題であれルーター端末自体の問題であれ、100%問題を回避する方法はありません。しかし限りなく100%に近いセキュリティ度にアップすることはできます。
ここではまとめとして、セキュリティ度を極限まで高めるための具体的な方法を5つご紹介します。
最新バージョンのOSやファームウェアの利用
まず最新バージョンの OS ファームウェアを利用するように心がけることです。
WiMAX に接続するスマートフォンやパソコンなどを常に新しい状態にしておくと良いでしょう。古いバージョンの OS やファームウェアを使っている場合、ぜい弱性が改善されていないことがあります。
そこをついて犯罪を行なう集団もいることでしょう。そのため使う機器は最新の状態にします。
これは WiMAX の端末についても同様です。新しいファームウェアが提供されていないかまめにチェックしましょう。
SSIDとセキュリティキーを任意の文字列に変更
SSIDとセキュリティキーは工場から出荷された状態だとデフォルト設定のままです。そのため端末が届いてからすぐに自分だけがわかるパスワードを設定するようにしましょう。
SSIDに関してはそのままでもかまいませんが、パスワードは必ず変えるようにします。可能な限り長い文字列を選ぶと同時に、英数字や大文字や小文字が混在出来る場合は混在させるようにするとセキュリティ度がアップします。
ウイルス対策ソフト、セキュリティソフトを導入
ウイルス対策などに特化したセキュリティソフトを導入するという手もあります。
ウイルスソフトは様々にあり、予算には好みに応じて選択することができるでしょう。一度買って無期限に使うものもあれば、継続して料金を払うタイプのものもあります。
ウイルス対策は存在しているウイルスに対してのみ対策するものです。つまり将来のウイルスに対抗する術はありません。それでもセキュリティソフトがあるとないとでは多少なりとも差があるため、導入を検討しても良いでしょう。
信頼できるWebサイトのみアクセス
利用するインターネットのサイトをある程度制限することも大切です。
あまり慣れない海外のサイトにアクセスしたり、いかがわしい情報が氾濫しているようなサイトには基本的に近づかないのが無難でしょう。
特に個人情報やクレジットカードなどの情報を入力するような場合は細心の注意が必要です。認知度の高い有名なサイトに絞るなど具体的な予防策が求められます。
怪しいメールやファイルは開かない
メールを使っている方の場合、時々誰から来たのか分からないようなメールや、変な添付ファイルがくっついたメールが届くことがあるでしょう。
送信元や内容がはっきりしないメールやファイルは基本的に開かないようにしてください。中には不安をあおるような内容が書かれたメールもありますが、相手にしないことです。
WiMAXは一般的なセキュリティー対策は必要
WiMAXのセキュリティに関して一連の情報を説明しました。紹介したような具体的なセキュリティ対策を講じている限り、WiMAXは安心して使えるモバイルルーターです。
ただし使い方次第では危険にさらされることもあります。そのため端末そのものの設定やパスワードといったハードウェアだけの対策だけでなく、見るサイトを限定するというソフト面での対策も必要です。
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