日本でも徐々に浸透しつつあるWiMAXですが、外出先でも自由にインターネットができるWiMAXの恩恵にあずかるには、その電波に対応した端末が必要です。
WiMAX電波に対応する端末は、現在のところそれほど種類は多くないものの、6つ程度の選択肢の中から選ばなければなりません。どの機種を選べばいいか悩んでおられる方のために、最新機種であるHUAWEI(ファーウェイ)が販売するW05の特徴をご紹介します。
ネットでも評判になっているW05はどのような使い心地なのでしょうか?その詳細を見ていきましょう。
目次
W05はこんな人におすすめ!
- YouTubeの視聴や、ラインやインスタグラムで頻繁に写真や動画をアップロードしたい方
- しばらくの間インターネット回線を使い続ける予定があり、引っ越しなどがあってもLANケーブル工事に悩まされたくない方
- インターネットのスピードがある程度重要で、動画視聴に限らずサクサクとつながってほしい方
- モバイルルーターの野暮ったい見た目が嫌で、スマートフォンのようなモダンで現代的な端末が好きな方
- 持ち運びを想定しており、モバイルルーターらしく手軽に持ち運べて簡単にインターネットに接続したい方
これらに一つでも当てはまればW05を使うメリットがあります。
W05は、それまでのルーターの性能を継承しながらよりスタイリッシュではずれのないデザインを採用しており、万能なモバイルルーターとして優れたバランスを誇ります。
WiMAXのW05を解説!
それでは、WiMAXの高速回線に対応したW05をご紹介していきましょう。
現在販売されているWiMAX対応端末の中で文句なしにおすすめと評されるW05は、どのような特徴を備えているのでしょうか?
W05は歴代の機種の中で最速!
W05は最速の通信速度を実現していることで話題となっています。
先に数値をご紹介しておくと、下りで最大558Mbps、条件が整えば708Mbpsまで対応しています。
これは非常に高速です。固定回線でもこのスピードを出せるインターネット回線はまれでしょう。
理論最高値で言えば、W05は固定回線を上回る速度を実現していることになります。
しかしご存知のように、この数値はベストエフォートと言われる理論上の最高速度でしかありません。
WiMAXに限らず、理論最高速度を常時実現できるインターネット回線は非常に少ないものです。
光回線などの固定回線でさえ、混雑具合や通信障害などによって速度はいとも簡単に上下してしまいます。
そのため、W05に限らず最高速度にこだわることはあまり意味がなく、実測値で実用に耐える十分な速度が出ていれば固定回線であろうとWiMAXであろうと快適に利用できるでしょう。
モバイルルーター最速の通信速度に対応しているW05の実測の通信速度は?
ネット上には実測値を公表した個人のサイトや、そうした情報を集めたマップを公表しているサイトがいくつか見つけられますが、東京駅や大阪駅付近などの大都市圏でおおむね10~50Mbpsの間を上下しているようです。中には、東京駅で140Mbpsを記録したという報告もありました。
だとしても、W05が搭載している558Mbpsの速度にはとても届いていないことがわかります。
計測する場所によっても大きく変わってくる通信速度ですが、平均で20Mbps程度であることが想定されるため、端末が搭載している能力を大きく下回っていることが理解できます。
では、インターネットが快適になるためにはどれほどの速度が必要?
メールやラインによって文字だけのメッセージをやり取りする場合、通信に必要な最低速度は0.1Mbps、
快適に使用するには1Mbpsと言われています。Webサイトの閲覧では最低速度が0.2Mbps、
快適な速度が2Mbps、YouTubeを720p以上の高画質で視聴する必要最低速度が3Mbps、快適な速度が5Mbpsとされています。自宅の固定回線でこれだけのスピードが出ていれば快適に利用できるということです。
これを踏まえてW05の通信速度を考えてみると、通信速度が生活や仕事に影響するというヘビーユーザーでない限り、ネットショッピングやYouTubeでの動画閲覧など一般的な利用を行うに際して必要十分の速度を確保していることがわかります。
常時5Mbpsの速度が出ていれば快適に使用できるとされているため、都市部でWiMAXを利用される方は外出先でも固定回線並みにサクサクとインターネットに接続できるでしょう。
多少通信速度が低下したとしても、オフィス街を出たり部屋の奥まった場所ではなく窓際に端末を置くことで、速度が驚くほど改善されることもあります。
このように、エリアや電波の受信状態に左右されるWiMAXですが、公式サイトやポータルサイトで公表されている使用できるエリア内に入れば十分実用に足る速度を実現しているため、外出先でかなりの程度快適にインターネットを楽しむことができるでしょう。
そして条件さえ揃えば、W05は固定回線を上回る速度を出すポテンシャルも有しているおり、いざという時に高速通信を行うことも可能です。
バッテリー持続時間は?
W05はハイパフォーマンスモードで約6.5時間、ノーマルモードで約9時間、バッテリーを節約するセーフモードで約10.5時間となっています。LTE回線を使用したハイスピードプラスエリアモードでは通信が高速化することでバッテリーの減りも早くなり、ハイパフォーマンスモードで約4.3時間、ノーマルモードで約6.5時間、セーフモードで約9.1時間となっています。
これは先代機種のW04と比べて全く同じで、WX04と比べるとWiMAX回線を使用した場合に2~3時間ほど劣っています。しかしWX04は通信速度が下り最大440Mbpsまでしか対応しておらず、上り速度の最大30Mbpsまでとなっています。より速い高速通信に対応しながら遜色のないバッテリー持続時間を実現しているということは、実質的にはバッテリーの性能も向上しています。
加えてサイズも小さくなっているため、W05の方が総合的にやはり高性能で優れた機種であると言えます。当然、バッテリー持続時間が多少短くなっていても通常利用には何の支障も来たさない範囲です。W05は、通信していなければ850時間の待ち受け時間が可能で、パソコンで使用する場合は、USBケーブルで充電しながら使用すればその制限すらもなくなります。
細長いスマートなフォルム
W05は、その他の機種に比べて細く薄い本体が特徴です。
W04もそれなりに薄いルーターで持ち運びに非常に適した機種だったことをご存知でしょうか?
W05のスリーサイズは約H55×W130×D12.6で、幅こそ2mmほど広くなっているものの、厚みは1.6ミリも薄くなっており、重量も9Gほど軽量化されています。本体が薄くなっているだけでなく、デザインも角ばって四隅まで生かしたデザインを採用することで、実際に手に持った感触としてはより一層薄く感じます。
W04では、スマートフォンのような縦型のデザインが採用されていましたが、W05ではWX034WX04で採用していた横に情報を表示する液晶タイプへと変更されています。
画面がそれほど大きくないため、視覚的にワイドに感じられる横型の液晶の方が画面が大きく感じられるのもポイントです。参考までにiPhoneSEと比較すると、W05の方が幅は細く長さは長いもののほぼ同じで、厚みだけが5mmほど厚いデザインとなっています。
つまり画面サイズ4インチのスマートフォンとほぼ同じ大きさで、近年流行している4.7インチや5.5インチのスマートフォンに比べれば随分小さく感じられるサイズです。
厚みがなくスリムであるため、より持ち運びしやすく簡単にポケットに入れられるのが特徴です。単純な長さだけで言えばWX04やその先代機種のWX03に分があるものの、SEという小さいiPhoneとほぼ同じサイズは携帯するのに有利でしょう。
W05を一番お得に申し込む方法を解説!
そんな人気の最新機種W05をお得に手に入れる方法はあるのでしょうか?
最新機種だけに本体価格は決して安くありませんが、キャンペーンなどを活用して上手に入手しましょう。
お家、デバイスの利用場所で使えるか確認する
Try WiMAXをご存知でしょうか?UQコミュニケーションズが提供しているサービスで、W05やW04、L01などの最新機種を15日間無料でレンタルできるお試しサービスです。
大手携帯キャリアの料金プランと同じように、WiMAXも一定期間の縛りを設けた契約方法で提供しています。その期間内に解約すると、後述するように2~3万円の違約金が発生するため、事前にご自分が想定されている活動エリアや利用環境でWiMAXの電波を受信できるかどうか試す必要があります。
契約期間満了まで使い切る
契約期間満了まできちんと使い切ることも、お得にW05を利用する大切な方法の一つです。
ご存知のように、WiMAXを提供するプロバイダーのほとんどが、大手携帯キャリアと同じように2年や3年の“縛り”期間を設けています。この期間内に解約してしまうと2万円前後の違約金が発生してしまい、余計な出費を増やすことになります。本体代が無料であるためこうした契約期間の縛りが発生していますが、2年単位で訪れる更新月に解約手続きを行うと違約金を支払わずに解約できます。
2年や3年の縛りは長いと感じられますが、スマートフォンなどの携帯端末がそうであるように、2年という期間を過ぎても端末はそれなりに長持ちするため、長期間の使用における劣化や作動不良をそこまで心配する必要はないでしょう。
まとめ
最新機種として絶賛発売中のW05は、人気を得ている機種なりの魅力があります。
バッテリーの持ちが良く、モバイルルーターとして史上最高の通信速度に対応しているW05は、十分購入に至るルーターとなってくれるでしょう。
Try WiMAXで利用を想定しているエリアでどんな働きをするか確認してから購入すれば、W05購入して後悔することはないでしょう。
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